深セン航空国際便及び地域便に搭乗するお客様:順調なご旅を確保するために、どうぞお出かける前に出入国管理局サイトなどの公式ルートを通じて現地の出入国規定を詳しくご存知ください。

深圳(シンセン)航空国際便就航、直通便で深圳からロンドンまで13時間

北京時間10月30日午後2時10分、深圳航空の乗客は深圳宝安国際空港をロンドンのヒースロー空港に向けて出発、「深圳-ロンドン便」が晴れて就航の運びとなりました。この新しいロンドン便は深圳航空のA330型ワイドボディ機で週3回運行されます。深圳からロンドン行きのこの直行便は約6000キロの飛行距離で、ロンドンのヒースロー空港まで13時間半で到着します。

写真:深圳航空国際便就航、直通便で深圳からロンドンまで13時間

 就航当日、深圳航空によって深圳宝安国際空港で大々的な就航祝賀会が開催されました。深圳市の書記長 徐松明(Xu Songming)氏、北京の英国領事館の参事官 司徒娜(Christina Scott)氏、中国エアバス社社長の陈菊明(Eric Chen)氏、深圳空港グループ社の党書記兼議長の郑红波(Zheng Hongbo)氏、深圳空港グループ社の社長 陈金祖(Chen Jinzu)氏、深圳航空社長 陈志勇(Chen Zhiyong)氏、深圳航空党書記の刘军(Liu Jun)やその他の主要人物が多くの重要な招待客や報道陣と共に祝賀会に参加し、共に深圳航路の就航を祝いました。

写真:演説をする深圳航空社長の陈志勇(Chen Zhiyong)氏

「深圳-ロンドン」便は深圳航空のA330-300型旅客機を使用し、フライト番号はZH9067とZH9068で、深圳空港を毎週火曜日、木曜日、日曜日に出発すると報じられています。同便は深圳を北京時間午後2時10分に出発し、ロンドンのヒースロー空港には現地時間の午後7時40分に到着します。復路はロンドンを現地時間午後9時40分に出発し、深圳に北京時間の翌日午後5時40分に到着します。同便は深圳航空創立以来初めての大陸間の定期便となります。『一帯一路』構想の重要なパートナーとして、英国は中国とヨーロッパの同構想下での協調に重要な役割を担います。この直行便の就航は広州と深圳からのビジネス客や旅行客にとって便利な選択肢を提供し、両国間の活発な経済、文化、観光業の発展を促進するだけでなく、政治、経済、貿易、エネルギーなどの分野において中国と英国のハイレベルの革新的協調を深めるうえでも役立つものになります。

写真:演説をする中国エアバス社社長 陈菊明(Eric Chen)氏

 深圳航空の幹部は、深圳航空の国際都市ロンドンへの初めての国際便は同社の世界市場への参入への突破口となり、将来さらに多くの大陸間便の就航への礎を築くことになるだろうと述べています。中国人乗客は深圳航空のネットワークを使って深圳へ、そして13時間の直行便でロンドンへ行くことができます。ロンドンは、世界でも最も重要な政治的、経済的、文化的、芸術的中心地のひとつとして、そこに訪れることによって世界中の文化を経験できるすばらしい都市です。ロンドンは格式高い伝統、そして現代性が混在した多彩な文化を持っています。同時に、ロンドンには、ビッグ・ベン、バッキンガム宮殿、ロンドン・アイ、チャーリング・クロス、ハイド・パーク、ロンドン・タワーを含む名所があり、独特のスタイルもかもし出しています。

写真:演説する深圳空港グループ社の党書記兼議長の郑红波(Zheng Hongbo)氏

トップクラスの乗務員が質の高い飛行サービスを提供

ロンドンへの就航便のパイロットは深圳航空のベテラン操縦士や飛行教官で、その中には深圳航空の基準管理部の総責任者の徐氷(Xu Bing)、深圳航空のA330飛行部隊長、李ダユ(Li Dayu)、深圳航空のA330飛行部副隊長、高フェイ(Gao Fei)、その他多くの国際無線教官や飛行教官が含まれます。パイロットはすでに国際英語通信資格試験に早い時期に合格し、その他の一連の資格試験にもすでに合格しています。紙の上での学習だけでなく、航路に関連する飛行記録は焦点を絞って学習しました。実際の飛行記録に基づき、就航便の8人のパイロットは英語環境で完全な飛行のシミュレーション訓練を受けました。その中には接近、地上操作、ロンドンヒースロー空港からの出発や同航路内の代替空港へのそれぞれのシミュレーション訓練などの手続きも含まれます。就航便運行の乗務員については、深圳航空は当初のオンライン上での準備形式から、対面式の準備コミュニケーション会議の形へ変えました。会議には、複数の部署からの代表が参加し、航路マニュアルの見直し、飛行通知作成、気象関係資料、気象分析、航空機状態の準備、外交教育、海外活動管理など多くの内容について話し合われました。乗務員は一つひとつの事柄を熟考した上で、充分な話し合いを通して追加すべき事項や検査すべき事項を確認しました。

写真:演説する北京の英国領事館の参事官 司徒娜(Christina Scott)氏

就航便の二人の客室乗務員長である陈素艺(Chen Suyi)と顾颖(Gu Ying)は深圳航空の50人以上の客室乗務員長の中から厳選されました。二人は飛行を支えるという使命を負うだけでなく、大陸間の飛行を支える乗務員も訓練します。二人は同乗教育を通じて外国の航空会社によって運行されているロンドン経由の飛行の実経験があります。就航便の客室乗務員も大陸間飛行訓練のため招かれた上級教官による訓練査定を受けています。それには運行、サービス、安全、その他のロンドン便に関係する事項が含まれています。ロンドン便のために、深圳航空は、ビジネスクラスの歓迎用の飲み物を4種類に増やしたり、新鮮なロースト・ナッツを提供したりといった独自の性格を持つサービスを追加したり、英国の午後の紅茶用のダイニング・カーに複数段のトレー(皿)にのせた英国のデザートも追加しました。ディナー・サービスとして、西洋風の冷肉やサラダ、パンなどの基準もより高いものにしました。さらに、客室部門は給仕部門と協力して早々に机上で訓練を行い、客室シミュレーターによる本番の場面で個々の品目の配置や給仕過程の実践練習を行いました。

安全とサービスを通して高い基準の地上サポートを提供する

   維持管理のサポートに関しては、就航便の準備のために、すべての航空機の機体の状態をあらかじめ検査し、運行を貫徹させるために最良の状態である機体を選びました。航空機のタイヤやブレーキなど磨耗に弱い部品の通常検査に関しては、検査と交換基準が改良されました。EASAによって管理されている外国航空機の安全性評価(SAFA)プログラムによるヨーロッパ域内での第三国航空機の飛行に関する要件を満たすために、それに適した検査と維持が関連要求条件に沿ってあらかじめ実行されました。飛行の前後に現行のチェックリストを厳密に履行することに加えて、ヨーロッパ経由便の基準のためのSAFAのチェックリストを実施し、管理作業スケジュールの過程の必要事項にいくらかの改定を加え、繰り上げ時間や時間の余裕を増やすなどの取り組みを行って、円滑な飛行作業を確実にしました。

  早い時期に大陸間飛行に関連する必要事項や知識において関連部署の維持管理係員が訓練を受けました。すべての係員は、大陸間飛行とSAFA検査要求事項に従って飛行の1ヶ月前にワイドボディ航空機の日常検査を行いました。就航便と大陸間飛行に関して不具合があった場合の処理についてのシミュレーション訓練が行われました。係員が不具合を認知しあらかじめ準備することができ、その処置の質と効率をできるだけ向上させることができるように、航空機システムの異常を遅延なく感知する監視システムが使用されました。さらに、深圳航空は容認可能として繰延された不備や欠陥、また使用が予定されている航空機および予備の航空機の塗装面を含む外観などの種々の問題に関する処置と対応を行いました。そのために、人力、航空器材その他の資源を利用し、内側から航空機の最高の状態が示されるよう努力しました。

   ヒースロー空港では、深圳航空はお客様に数多くの便利な旅行サービスを提供しロンドンでのチェックインをさらに容易にしています。スターアライアンスの一員として『ひとつ屋根の下に集結』の基準に従い、ヒースローの第2ターミナルに他の参加航空会社と共に位置し、『スムーズに』お客様が乗り換え便に乗り継ぐことができるようにしています。ヒースロー空港では深圳航空のお客様はセルフサービスでチェックインして荷物を預けることができます。空港のチェックイン・エリアにはお客様のための自動チェックイン機が33台もあります。Bターミナルとお客様ラウンジにはハイクラス用のチェックイン・カウンターもあります。

写真:会場での深圳航空客室乗務員の制服ショー

深圳航空、独自に230種類の機内食を開発

   深圳-ロンドン便のお客様は快適な客室サービスだけでなく深圳航空によって開発された機内食も楽しむことができます。深圳からロンドンまでの直行便の飛行時間は10時間以上に及び、機内食の基準も国内便より高くなっています。大陸間飛行のメニューを開発する過程で、深圳航空は大陸間飛行を行っている外国航空会社から最新式の食事提供保証に関する実践を積極的に学んできました。そして230種類に及ぶ独自の機内食の研究開発を完成させました。機内食には往路・復路で提供する正規の食事、朝食、軽食に加えて、想像力を生かしたアール・グレイ・ティー、イエロー・ピーチ・ケーキ、胡桃入りコーヒー・ケーキなどを含む『イギリスの午後の紅茶』の品目も追加しました。ビジネスクラスのお客様はドライな白や赤ワイン、または輸入物のワインを10種類以上お楽しみいただけます。広東風味の朝のお茶は深圳発の航空便には欠かせません。深圳航空は蒸春巻や海老餃子、シュウマイ、中華ソーセージ飯をメニューに加え、お客様にさらに豊富な選択肢を提供しています。

写真:深圳航空、独自に230種類の機内食を開発

    外国航空会社の経験から学んで、深圳航空は大陸間経路のメニューを季節ごとに独自の事情とあわせて変更いたします。それぞれの食事は四季折々季節ごとに新鮮な素材で作られます。お客様は春にはハスの新芽、夏にはアスパラガス、秋には帆立貝、冬にはハムをお楽しみいただけます。

    さらに、深圳-ロンドン便のために、深圳航空はお客様に質の高い様々なサービスを提供させていただいています。ビジネスクラスでは横になれる座席、快適なエコノミークラス、都市シャトル・サービス、香港-深圳空港を結ぶ交通や、乗換え時ホテルの無料送迎サービスなどがこれにあたります。深圳-ロンドン便の切符をご購入いただいた近隣都市からのお客様は無料シャトル・サービスがご利用いただけます。ビジネスクラスのお客様は高級車でのお迎えサービスがご利用いただけます。深圳-ロンドン便の切符を香港でご購入いただいたお客様は無料シャトル・バス・サービスがご利用いただけます。深圳経由でロンドンまでご旅行のお客様で乗り継ぎ宿泊条件を満たしたお客様には乗り継ぎサービスとして一泊無料でホテルにお泊りいただけます。新規就航経路ではありますがしっかりとした運営を行って、深圳航空はお客様により多くの質の高い、便利なサービスをご提供し、観光に、そしてビジネスに便利な旅行手段としてご利用いただけるように努めてまいります。

フライト番号航空機型フライト・スケジュール出発地出発時間到着時間到着地
ZH9067 A330 毎週火曜日 / 木曜日 / 日曜日 深圳 14:10 19:40 ロンドン
ZH9068 A330 毎週火曜日 / 木曜日 / 日曜日 ロンドン 21:40 17:40+1 深圳